教室の窓から 2025/11/05

かたやぶり

形(かた)のある人が形を破れば形破り。

形のない人が形を破れば形無しになる。

        第十八代 中村勘三郎

形無しとは跡形もなくなる様を指し、

台無しなるみっともない様を意味します。

 

入試の小論文・数学の証明問題・英作文のみならず

勉強全般に共通する考え方だと思います。

 

「作文が苦手です」「証明問題が書けません」

こう言ってくる生徒の答案を見ると、

まさに『形無し』なんです。

設問に対し、一生懸命に自分の言葉で

ゼロから解答を作っているのは分かるのですが、

それゆえ得点に必要な要素が抜けていたり、

逆に不要なことを繰り返し書いたり、

長々と続けるがゆえに主語と述語のつながりが

ねじれてしまったりという悲しい状態に陥っています。

 

じゃあ、どうすればいいのか‼

 

形を身につければいいんです。

芸事しかり、武道しかり、まずは形を学ぶ。

そして形に自分を当てはめていく。

そして、形を守っていく。

今風にいうと“勝確パターンをいくつも知っていおいて、

そのパターンに当てはめていけ”という感じです。

科目ごと・単元ごとによって、形があるので、詳しくは担当の講師まで。

 

Make Impact ~メークインパクト~

福田

進学塾Make Impact

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