最後の直線
先日、競走馬と、その周囲で支える人たちを描いたTVドラマが最終回を迎えました。
クライマックスの舞台となったのは、中山競馬場。
勝負は、最後の直線で決まりました。
中山競馬場の最後の直線は、距離が短く、
さらにゴール前には急な坂があるため、
一気に加速する力だけでなく、
最後まで脚を使い切るパワーとスタミナが必要だと言われています。
受験生のみなさんも、今まさに似た状況にいるのではないでしょうか。
できていたはずの問題でつまずいたり、
不安や焦りを感じていたり、
気持ちが前向きにならない日があったり。
そんな時期かもしれません。
それでも、急勾配の最後の直線を前にしている今こそ、
歩みを止めずに進み続けることが大切です。
ここで手を緩めてしまうか、もう一歩踏み出せるかが、
大きな分かれ道になります。
中山競馬場の直線が短いように、
年明けからそれぞれの入試を迎えるまでの時間も、
思っているほど長くはありません。
「まだ時間はある」
この言葉に、何度も助けられてきた人もいるでしょう。
ただ、今は使い方を間違えると、少し怖い言葉でもあります。
今日を何となく終えてしまうと、
その分を取り戻す時間は、もう多くは残っていません。
短い時間だからこそ勉強の密度が重要です。
集中力を切らさないことや、
何をやったかではなく、
「何ができるようになったか」を大切にしていきましょう。
そして、やるべきことから逃げないこと。
• 基本問題を疎かにしない
• 解ける問題を確実に得点にする
• ミスの原因を一つずつ潰していく
• 解き直しを「明日」に回さない
• 疲れたから、で終わらせない
どれも大切なことです。
この時期に続けられるかどうかが、力の差になります。
最後の直線を走る競走馬は、
どんなことを思っているのでしょうか。
おそらく、周りのことは目に入らず、
ただゴールだけを見据えて走っているのだと思います。
受験生のみなさんも、
周りに気を取られることなく、
自分のやるべきことに集中していきましょう。
これまで積み上げてきた時間を信じて、
一歩ずつ、勝利に向かって進んでいきましょう。
この冬は、冬期講習・正月特訓・映像授業で、
さらにレベルアップしていきましょう!
今週も最後までお読みいただきありがとうございます。
どうぞよい週末をお過ごしください!
小学生・中学生・高校生の
冬期講習は12月22日(月)からスタートです。
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野原真人
