「どーして、勉強するの?」
「なぜ、勉強をしなくちゃいけないの?」
ちょっとググれば、偉人や天才たちの名言なら腐るほどあるので、そちらを参考に・・・では、元も子もないので。
この疑問・質問が出るときは決まって、モチベーションが下がっているとき・辛さから逃げたいとき・心を閉ざしてしまっているとき。そんなときに、正論を言われても聞く気にならない(少年時の私はそうでした)し、心を開こうなんて思うはずもありません。
だから、親としての回答なら、「しなくてもいいんじゃない!」(“えっ”自分の耳を疑い、意識をこちらに向けてきます)
相手が小中学生なら、「ただし、パパもママも仕事を辞めまーす。家のことも何もしませーん。さて、どうなるでしょうか?」 想像できないようなら、実際に有給休暇を取って3日間過ごしてみるのもアリかも! “こりゃあ、大変だ~”と、なるはず(保証はしませんヨ)。
塾での回答なら「一人で、生きていける術を身につけるため。」
文字が読めなければ、毒キノコと書いてあるのに、食べて死んでしまうかも。そもそも、毒=危険という知識がなければ・・・
山奥のぽつんと一軒家で暮らしていくつもりなら、サバイバル術を学べばいいし、大金持ちになりたいのなら経済学や経営学、電子工学や機械工学などを。興味が湧くものが見つかればその分野で有名な大学を目指し、生涯をかけて探求すればいい。安全に生きるため。長生きできる可能性を上げるため。望んだ未来を手に入れるため。と、いうところでしょうか。
因みに、少年時の私に響いたのは、高校の時の先生の言葉でした。「勉強ってのは、強くなるためにするものなんだから、自分の心が弱くなっていくと感じてるなら止めちまえばいいんだよ。」でした(解釈や受け止め方は人それぞれだと思いますが)。
この言葉を機に、ほとんど勉強をしなくなり、高校でビリになりました。約3ヶ月間色々と思い悩み、出した答えは、“大学に行かないにしても、合格してから、蹴ってやる。だって、合格できないから受けませんでは格好悪いからね。”で、そこからの再スタートでした。
その間、親から勉強について何かを言われた記憶はありません。
「Return to Myself ♬」
MakeImpact~メークインパクト~
福田真也