「ケアレスミス」撲滅宣言!
「ケアレスミス(だから、次は大丈夫)です」
またやらかしますよ。
これを口にしている間は。
「ケアレスミス」という言葉が危険なのは、
原因を“性格や注意力の問題”にすり替えてしまうことです。
「集中していなかったから」
「丁寧に書けばよかった」と片づけてしまえば、
そこで思考は止まります。
しかし、本当にそうでしょうか?
集中していても、
何度も同じミスをする子は少なくありません。
むしろ、集中している子ほど“自分の考え方のズレ”に
気づかないまま進んでしまうこともあります。
100点を取る子は、必ずしも「天才」ではありません。
彼らは、間違えたときに「なぜ?」を繰り返し、
考え方を整理し直す習慣を持っています。
つまり、「ケアレスミス」という言葉で片付けないで、
原因を徹底的に見つけ出し、
その対策を怠らない習慣こそが成績UPへの鍵となるのです。
結果には必ず原因が存在します。
その原因がどこにあったのかを見つけ出し、次回に備える。
「敵を知り、己を知れば、百戦あやうからず(孫子)」なのです。
Make Impact~メークインパクト~
福田真也
